ネジ転造センター

革新的ソリューション: 新発想の ネジ転造センター 手作業の排除、すなわち全てのコンピューター化

フレキシブルな生産体制は、新しいマーケットを開拓する為には重要な要因となります。 顧客のニーズと戦略に応じ、高度にカスタマイズされた設備による生産が重要なカギとなります。 Ingrmatic社の提案するソリューションの一つがネジ転造センターとなり、この発想は柔軟性が高く、1台の生産設備で市場の多様な要求に対応する機動的な生産設備をターゲットとし、熱処理後ブランクへのネジ転造や(溝付)特殊ブランク、スタットボルト類の生産に適用できます。

ingramatic, 平ダイス型 ネジ転造盤シリーズ内, ネジ転造センター

これら他品種への対応として、Ingramatic社はスタンダードボルト類とスタットボルト類の1台の設備にて共用生産を可能とする為、異なったローディングシステムを搭載しています。 機械にはスタンダードボルト用バイブレーションフィーダーと、スタットボルトブランク供給専用となるフィードポジションまでのチューブ式供給システムを備え、両種に対応するガイドレールも装備しています。  このネジ転造センターはスタットボルト生産用として、信頼性が証明された独自のフィーディングシステムが有効となります。

ingramatic, 平ダイス型 ネジ転造盤シリーズ内, ネジ転造センター

ブランクはチューブ式搬送によりスターターフィンガー手前まで供給され、ブランクはその後空圧式送り出し装置により正確に加工部へ送り込まれます。 正確なブランクの方向制御用として、2種の仕様が採用できます。

  • 最大の生産性に適応する仕様は、ネジ転造盤をヘッダーに連結し、搬送チューブを介して鍛造ブランクを直接転造盤に供給するシステム
  • もう1つの仕様は、製品の長さに応じた縦型、若しくはバイブレーションフィーディングシステムと、デジタルカメラを使用した画像解析によるメカ制御式方向制御、切り出し供給システム
ingramatic, 平ダイス型 ネジ転造盤シリーズ内, ネジ転造センター

デジカメを使用したシステムでは、搬送コンベアー上でブランクの通過時に瞬時の方向チェックが可能で、正確なブランクの方向制御が可能となります。 方向が正しくないブランクはチューブ挿入前に方向反転装置で矯正され、転造盤がヘッダーに連結されていなくとも高い生産性が得られ、”P“型や”VP“型では更にハイクオリティーな高速生産が可能になります。

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